今年の2月、川場スキー場へ、妻と友人らとスノーボードをしに行ってきた。
新しいウェアを購入し、意気揚々とスノーボードを楽しむ。
日帰りだったので、夕方前には帰ろうとレンタル道具を返却後、着替え中に事件は起こる…。
だいぶ前の事件だが、ようやく傷が癒えてきたのでまとめてみようと思う。
ゲレンデに愛用の財布を一式、きれいにごっそり落としてきてしまったようだ…
おニューのウェアでポケット位置の把握ができていなかったのが原因…
そして、なぜ財布を丸ごとゲレンデに持ち込んでしまったのか…と、後悔しかない。
今のスキー場は電子マネーに対応してるから、そもそも現金を持ち歩く必要がない。
ロッカーに入れておけばよかった…
財布に入っていたものは記憶してる限りだと、
・現金(5万くらい?)
・クレジットカード数枚
・キャッシュカード数枚
・運転免許証
・保険証
・マイナンバーカード
・各種診察券
・各種ポイントカード
だったと思う。
診察券やポイントカードはもはやどうでもいいが、それ以外のものは失くすと一大事なものだと再認識。
マイナンバーカードとか、免許証と同時に持ち歩く必要性ないのに、なぜ携帯してしまったんだ…
2.クレジットカードの停止処理と再発行手配
3.キャッシュカードの停止処理(再発行は後日窓口で)
4.警察への遺失物届け
5.運転免許証の再発行
6.保険証の再発行
7.マイナンバーカードの再発行
特に、クレジットカードとキャッシュカードの停止処理は即効行う必要がある。
加えて警察への遺失物届けも済ませておけば、クレジットカードに関してはその後不正利用をされても、不正利用代金は請求される心配はなくなるとのこと。
クレジットカードもキャッシュカードも数枚所持していたので、全ての停止処理に電話をかけまくる。
ワイモバイルの10分通話定額のありがたみを痛感した…
クレジットカードは停止処理と同時に再発行の依頼もしていたが、再発行手続きのたびに、1000円の手数料が徴収される。
現金をなくした上に手数料まで発生して、もう針のむしろなんだが…
現金全てを失った今、妻の存在があるとはいえ電子マネーの存在もとても心強かった。
iPhoneに登録しておいたクレジットカードのおかげで、まだお金を使う術がある安心感よ。
とはいっても、その紐づいているクレジットカードも停止処理をしないといけないので、停止する順番はとても慎重に、計画的に。
電子マネーがあっても流石に現金を確保しておきたい…と思ったが、キャッシュカードもない今、どうやっても口座からお金を下ろす術がない…
と思っていたが、LINEペイを利用した現金化を思いついたので備忘録として記載しておく。
なお、LINEペイと銀行口座が紐づいている前提の話になる。
2.セブンイレブン銀行にてLINEペイの残高を引き出す
※手数料220円発生
※本人認証必須
※引き出し上限額あり(認証状況により1万円もしくは10万円まで)
現金を引き出せた時の感動は半端なかった。
セブンイレブンで「しゅごい!現金がある!現金だ!」と喜んでしまった。
妻と友人は複雑な表情をしていた。なぜだろう。こっちは必死なんだよ?
銀行の紛失窓口に電話をかけてキャッシュカードの停止処理もする。
停止処理はできるがさすがに再発行処理は電話ではできず、身分証明書と手数料1000円を持って銀行の窓口に来て欲しいとのこと。
ここでも1000円発生。つらい…
そして身分証明書必須とのこと。はて?身分証明書はどこに?
もちろん財布の中だったさ!HAHAHA!
つまり詰み。
スキー場から帰宅し、とりあえず家にある現金を確保できたのでひと安心。
そして財布(仮)も確保。
可愛いでしょ?わたしの手作りなんだぜ…
まさか練習で作ったポーチが日の目を見るなんてな…
Twitterでも財布の紛失を告知して、情報を募ることにしてみた。
【拡散希望】2/27 12-16時
群馬の川場スキー場で財布を落としました。おそらくゲレンデのどこか。
クリスタルコースの初心者コースをずっと往復してました。
革製の小さな折りたたみ財布。今は色がもっと濃くなってます。
もし見つけた方が居たらインフォメーションに届け出てください。 pic.twitter.com/FgWg1C8Jaa— 米じろう (@meotosou) March 1, 2021
自分のフォロワー数だとそんなに拡散されないだろう…と思っていたが、全く知らない人にも声が届き、約150RTがされ驚いた。
結果的に財布は見つからなかったけど、いろいろな人に心を支えられた気持ちになれとても救われた…
みなさん、ありがとうございました。
・運転免許証
・キャッシュカード
・マイナンバーカード
これらは身分証明書がないと再発行が不可能なのだが、その身分証明書を全て紛失した今、私はどうやって身分を証明すれば良いのだ?
鳥が先なのか卵が先なのか、限りなく死に近い詰み将棋状態。
とりあえずスキー場から帰宅した翌日、警察署に遺失物届けについて電話をしてみる。
なんと遺失物届けは電話受付可能とのことなので、それはすぐに終わった。
ついでに免許証再発行についても色々質問。
じろう「免許証無くしたけど、車で再発行手続きにいったらダメですか?」
警察「あはは、ダメだよぉ。道交法違反だから普通に捕まえるからね」
じろう「無慈悲」
まあ、無免許だし当たり前よな…
最寄りの警察署で手続きした場合は再発行に1ヶ月近くかかるが、免許センターに直接赴けば、即日発行をしてくれる模様。
身分証明書も年金手帳と期限切れのパスポートがあったので、使えそうなものを全部鞄に詰め込む。
とにもかくにも運転免許証がないと車の運転すらできないので、電車とバスを乗り継いで免許センターまで出発
会社も当然休む。どのみち運転できないから通勤もできないし、仕方ないね。
免許センターでは私と同様に財布をなくして撃沈してる人がちらほら。
めっちゃ気持ちわかる。抱きしめたい。
免許証は再発行手数料2250円と申請用の顔写真と年金手帳で無事手続き完了。
ここでも手数料がぶん取られる。もう慣れてきた。不思議!
免許証が手元に戻ってきた時の安堵感は凄まじかった。
「おれ身分が証明できる!」
一人前になった感覚だった。免許センターで喜ぶ私を祝福する拍手が聞こえる(幻聴)。
運転免許証の再発行ができれば、勝ったも同然。
銀行の窓口でキャッシュカードの再発行手続きを行い、市役所でマイナンバーカードの再発行手続きを行う。
どちらも手数料1000円。
キャッシュカードは後日書留で郵送、マイナンバーカードは1ヶ月後に市役所へ取りに行くことで無事手元に到着。
もう免許証とマイナンバーカードを同時に携帯する失態は犯さない…
保険証の再発行は、会社員の場合会社が再発行手続きをしてくれるので、事情を説明して再発行を依頼。これも数週間で会社から再支給された。
その間、怪我や病気をしなくて本当によかった…
仮に病院の世話になってたら、また面倒な手続きが増えていただろう…
財布の中身のカード類が完全に復活するまで、約2ヶ月ほど要した。
その間再発行の手続きに膨大な時間と更なる出費もし、ただただ疲弊した…
人生で初めて財布をなくしたが、精神的にも肉体的にもゴッソリ削られて、おまけも資産も失うまさに地獄。
自分は電子マネーで日々の決済を簡略化してるんだから、持ち歩く現金も最低限でいいはずなのに、なぜ今回8万近くを所持していたのか…悔やみきれない。
財布内のメンテナンスは定期的に行おうと、心に誓ったのであった…
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